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BBC制作海外ドラマ「SHERLOCK」のシーズン1の第1話。

あらすじ[]

ジョン、シャーロックと出会う[]

ロンドンで不可解な連続"自殺"事件が発生。グレッグ·レストレード警部が記者会見で自殺者3人のつながりを調査中だと報告していると、記者たちの携帯に“WRONG!(違う!)”と自殺に異を唱えるメールが届く。送信者は変わり者の探偵シャーロック・ホームズ。やがて4人目の自殺者がでるが、今度は死ぬ前にある文字を残していた。一方、戦場帰りの軍医ジョン・ワトソンは、家賃節約のために知人マイクからルームシェアの相手としてシャーロックを紹介される。

モリーの勤める聖バーソロミュー病院で、ジョンはシャーロックと出会う。シャーロックは類まれな観察眼でジョンの来歴を推理し、彼を驚かせる。ハドソン夫人が管理するベーカー街221Bでルームシェアをすることになった2人。そこに、レストレードから4人目の自殺者の調査依頼がシャーロックにくる。彼は医者としての能力を持つジョンを誘って、事件現場に向かう。

4番目の被害者[]

4人目の自殺者はジェニファー・ウィルソン。シャーロックは観察力を駆使して、彼女がカーディフから来た女性で、彼女が残した“Rache”というダイイング・メッセージが“Rachel”のことだと推理する。シャーロックは彼女のスーツケースを探すが、見当たらない。彼はスーツケースが犯人に持ち去られたと考え、連続殺人事件と判断し、一人で調査に出かけてしまう。残されたジョンが街を歩いていると、公衆電話が鳴る。彼が受話器を取ると、謎の男から車に乗れと指示を受ける。ジョンが連れてこられた場所で、謎の男は彼に報酬の代わりにシャーロックをスパイして欲しいと依頼するが、彼は断る。

ジョンは221Bに戻るとシャーロックが待っていた。彼はジェニファーのピンク色のスーツケースを見つけていたが、携帯電話がなかった。彼は彼女の携帯電話を犯人が持っていると考え、ジョンに彼女の端末へノーサンバラード通りに来いとメッセージを送信させると、返信が来る。そして2人はアンジェロの店に向かう。店員のビリーに挨拶をし、窓のそばの席から2人はノーサンバラード通りを見張った。しばらくすると怪しいタクシーが店の前に止まる。2人はタクシーを追いかけるが、タクシーの乗客は普通の観光客だった。

221Bに戻ったシャーロックはレストレードからジェニファーには“Rachel”という娘がいたが既に死んでいると知らされる。シャーロックは彼女がわざと携帯電話を犯人に持たせと考え、“Rachel”が携帯電話で使用するwebメールのパスワードと推理する。GPSから犯人が持つ携帯電話の場所を特定するが、そこはベーカー街221Bだった。彼は犯人がタクシーの運転手と推理し、外に出ると先程のタクシー運転手が待っていた。

真相[]

シャーロックは犯人がどうやって4人を自殺させたか知るために、タクシーに乗る。犯人は夜間に空いている大学へと彼を連れてくる。犯人は4人を殺した2つの薬を彼に見せる。どちらかの薬が毒になっており、犯人は銃で脅してどちからの薬を死んだ人達に選ばせていたのだった。犯人は病気で死期が近いため、子供に遺産を残そうとしていた。そして、犯人は人を殺すたびに大金を払うスポンサーがいると話す。

シャーロックは銃が玩具の偽物と気付いていたが、犯人の挑発にのって、2人で薬を同時に飲み合うことに。薬を飲む瞬間、犯人は彼を探しに来たジョンに銃で撃たれる。シャーロックは死ぬ間際の犯人を拷問し、スポンサーの名前が“モリアーティ”であると聞き出す。

事件現場に警察がやって来る。シャーロックとジョンが事件現場を後にしようとすると、2人の前にジョンにスパイを依頼した謎の男が現れる。実はその男はシャーロックの兄、マイクロフト・ホームズだった。彼は英国政府の役人として働く要人なのだ。彼は立ち去る2人を見ながら、2人の監視レベルを上げるように秘書に指示するのだった。

このエピソードに登場する人物[]

このエピソードの考察[]

ピンク色の研究<考察>を参照。

このエピソードの原案[]

  • 『緋色の研究』"A Study in Scarlet"(1887年)

このエピソードに登場する場所[]

このエピソードに出てくる場所。

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